家づくりのヒント

木の家を建てる。在来工法とは?

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家には木造や鉄骨造、木骨造、鉄筋コンクリート造などいろいろな建て方があります。
今回は木造で一番多く採用されている「木造軸組構法(在来工法)」についてお話しします。

在来工法とは?

在来工法は、福岡だけではなく、全国でも数多くのハウスメーカ―様や工務店様が採用しており、歴史の長い実績のある工法です。
木造軸組構法は、柱や梁(はり)などの軸組で支えます。設計の自由度が比較的高いのが特色です。
地震などの外力から耐えるために、筋交いや構造用合板(耐力壁)を使って補強します。
ハウスメーカー様や工務店様によっては、筋交いに免振装置を設置したり、柱や梁、筋交いの連結部に金具を設置し強度を高めています。
新築住宅の構造見学会などでは、このあたりを確認することができます。
気になるハウスメーカー様や工務店様の完成前の見学会参加をおすすめしています。

在来工法のいいところは?

在来工法は、筋交いなど取れない部分もあったりはしますが、2×4工法に比べると比較的可変性も高めです。
家族の生活の変化により、間取りを変えたり、増築したりすることに柔軟に対応ができます。
構造の柱や梁を出して作ることができるので(真壁造り)、落ち着いた雰囲気を演出したり、木の持っている調湿効果を得られたり、木の良さを活かすことができます。

在来工法は大工さんの手間がかかるので工期はかかります。
規模、気象条件や大工さんの数にもよりますが、一般的な住宅で3〜4ヶ月かかります。
工法はそれぞれ特色があり、どの工法が良いというのはありませんので、みなさまが求めているものを得られる工法を選びましょう!
以上、『木の家を建てる。在来工法とは?』でした。家づくりカウンターで楽しく賢い家づくりをしましょう。