建物本体以外にかかる費用として、付帯工事費(別途工事費とも呼ばれ、建物以外の工事費のこと)や諸費用があります。
実は本体工事費が総費用に占める割合は7割程度で、それ以外の費用が3割を占めるのです。
それを知らずに予算を立ててしまうと、最終的に予算オーバーにもなりかねません。
家づくりをはじめる前に、それぞれの費用に何が含まれるかを把握し、総予算を想定しておくことが重要です。
本体価格はハウスメーカーや工務店によって異なる
本体の範囲には明確な基準がありません。そのため本体価格は、ハウスメーカーや工務店によって異なります。本体価格が明確でないと、付帯工事費に充てる予算の範囲も不明確になりますので、打ち合わせの時点で、本体価格は何を指すのかしっかりと確認しておきましょう。
土地や設備に関する工事は、付帯工事費になる
ハウスメーカーや工務店、依頼先にもよりますが、付帯工事費には、電気、上下水道の工事や外構などが含まれます。ざっくり言うと、土地や設備に関する工事は付帯工事費に分類されると考えてください。
これらの中には工事をしないと家に住めないものも多く含まれていますので、契約前にしっかりと把握し、資金計画の中に含めて予算立てする事が大切です。
家づくりカウンターでは、付帯工事費も含んだコミコミ価格で住宅を販売している会社をご紹介することもできます。また、ハウスメーカー、工務店との打ち合わせにコンシェルジュが同席し、費用の内容に何が含まれているのかを確認することもできますので、ぜひお気軽にご相談ください。