家づくりのヒント

夫婦でローンを組むという選択肢

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住宅ローンは誰の名義にするか?

一般的には、夫が主たる債務者として住宅ローンを組むことが多いですが、近年共働きのご夫婦が増えたことから、ご夫婦で住宅ローンを組む場合も増えています。
ご夫婦で住宅ローンを組むメリットは、借入金額を増やすことができたり、また妻がフルタイムで仕事をしている場合、妻も住宅ローン控除を受けることができたりする点が挙げられます。
ただし、住宅ローンの控除をご夫婦や親子2世代で受けるためには、2人で連帯債務者になるか、別々に借入をする必要があるので注意してください。単に連帯保証人や収入合算では控除が受けられないので、確認してから契約するようにしましょう。

妻が仕事を辞めた時は

例えば妊娠で仕事を辞めたり、収入がなくなって妻が住宅ローンを払えない状況になったりした時、夫が妻の分まで住宅ローンを支払う場合が考えられます。その場合、夫から妻への「贈与」とみなされて「贈与税」がかかる可能性があります。
一般贈与の場合、年間110万円の基礎控除があります。
つまり、夫が肩代わりした住宅ローンの年間返済額が110万円を超えなければ問題ありませんので、妻の住宅ローン年間返済額を110万円以内に抑えてローンを組む事も、考えておくと良いでしょう。