• 不動産取得
  • 家を建てる
  • #家づくりコラム

最新の住宅トレンドと人気のデザイン

家づくりは時代とともに変化し、新しいデザインや技術が次々と登場しています。2025年現在、住宅のトレンドは「快適さ」「省エネ」「デザイン性」の3つを重視する傾向が強まっています。
今回は、最新の住宅トレンドと人気のデザインについて紹介します。

① ZEH(ゼロエネルギーハウス)と高性能住宅
環境意識の高まりとエネルギーコストの上昇により、省エネ住宅が標準化しつつあります。特に注目されているのが「ZEH(ゼロエネルギーハウス)」です。高い断熱性能と効率的なエネルギー活用により、年間のエネルギー収支をゼロにすることを目指した住宅で、太陽光発電や蓄電池、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)などを取り入れるケースが増えています。

② スマートホーム化の加速
IoT(モノのインターネット)技術の進化により、スマートホームがますます普及しています。スマートスピーカーやスマートロック、AI搭載エアコンなど、スマートフォン一つで家の設備を管理できるシステムが人気です。特に、外出先からエアコンや照明を操作したり、防犯カメラと連携したりする機能が、共働き世帯や高齢者世帯に支持されています。

③ 自然素材を活かしたナチュラルデザイン
近年、健康や環境に配慮した住宅が注目されており、自然素材を活かしたデザインが人気です。無垢材のフローリングや漆喰の壁、珪藻土を使った内装など、自然の温もりを感じられる空間が好まれています。また、シンプルで落ち着いた北欧風デザインや和モダンなスタイルも根強い人気があります。

④ フレキシブルな間取り
テレワークの普及により、家の間取りにも変化が見られます。固定された部屋ではなく、可動式の間仕切りや、オープンスペースを活用した「可変性のある間取り」が増えています。例えば、リビングの一角にワークスペースを設けたり、家族構成の変化に応じて間取りを変えられる設計が人気です。

⑤収納の最適化とミニマルライフ
「持たない暮らし」を実践するミニマリストの増加により、シンプルなデザインと機能的な収納が求められています。ウォークインクローゼットやパントリー、壁面収納など、生活感を抑えつつ収納力を確保する工夫が人気です。特に、玄関収納やファミリークローゼットなど、家事動線を考えた収納の工夫がトレンドになっています。

まとめ
最新の住宅トレンドは、「省エネ」「快適性」「デザイン性」のバランスを重視したものが多くなっています。特に、ZEHやスマートホーム、ナチュラルデザイン、フレキシブルな間取りなどは、これからの家づくりに欠かせない要素です。理想の住まいを考える際には、これらのトレンドを参考にしながら、自分や家族にとって最適な住まいを選ぶことが大切です。

家づくりカウンターでは、住宅の専門アドバイザーに無料で相談できます。土地探しや建築会社の見積もり比較、資金やローン、間取り、相続など、家づくりのさまざまな悩みをぜひ、相談ください。

執筆者 家づくりカウンター福津店 道山 拓史